【ところ変われば品変わる】とか、【郷に入りては、郷に従う】 なんてことわざがあるけど、
【ところ変われば人変わる】もあるのではないかなぁ?
私が10年間海外で生活するようになって「あっそういえばもうしなくなったなぁ」とはっきり自覚している事を挙げてみました。
ところ変われば人変わる?海外に住むようになってやらなくなった5つのこと
高いヒールの靴を履かなくなった
ヨ-ロッパの様々な都市は、街のサイズに関係なく街路や歩道が石畳みで覆われている所が多くて、日本ではアスファルトの道や土の道に歩き慣れていた私にとって石畳の道は、とっても歩きにくいし今でも苦手です。
ほぼ水平なアスファルト舗装や土の道とは違って石畳の道は多少デコボコ感があって石と石の繋ぎ目の凹の部分にヒ-ルが挟まってしまったらもう諦めるしかないですよね。
私は、安全対策としてもう履かなくなりました。
石畳の道もかっこよくハイヒールを履いて歩く人を稀に見かけますが私には到底不可能なことです。
かばんをひじにかけて持たなくなった
あなたは、かばんをどのように持って歩いていますか?
私が日本で生活していた時、フランス人の同僚に
どうして日本の女性はかばんをひじにかけて持つの?
と聞かれたことがありました。
その当時はあまり深くは考えなかったけど、確かに海外ではあまりひじにカバンをかけて歩いている人みないかもなぁ…。
※全員が全員ではありませんが…。
海外では、特に最近はアジア人は犯罪集団のいいターゲットです。
そして万が一泥棒にカバンを引っ張られたらひじ掛けだとすぐ取られてしまうかもなぁと思うのです。
私は、防犯対策としてかばんをひじにかけて持たなくなりました。
化粧をしなくなった
何か特別な事がある時以外は化粧をしなくなりました。
現に、職場でも、周りの知人、友人、人種国籍問わず、毎日ばっちりしている人もいるし、全くしてない人もいます。
人の目もそれ程気にならなくなったせいなのか、特に海外に住んでいるからという理由ではなくただ面倒くさくなったというのが原因かもしれませんが……。(笑)
髪を毎日洗わなくなった
え-っ。うそでしょ?
って思いましたか?
私も実際フランスに住み始めるまで考えられない事でした。
意外にも【私、髪を毎日洗いません】と明言している人は日本のモデルや芸能人、海外のセレブでもいるように多いようです。
だからわたしも! なぁんてことではなく、
フランスに来てから毎日ちゃんとしっかり髪を洗っているのに【フケ】に悩んでいて
友人に相談したら、
毎日髪あらってるからだよ。やめたほうがいい。
と意外なアドバイス。
今では、薬剤師に勧められたシャンプーと2・3日に1度の洗髪で【フケ】の問題は解決しました。
社交辞令を言わなくなった
これは、言わなくなったなのか言えなくなったなのかはっきりとは言えないが私は言わない。
なんだか早口言葉のような文章になってしまったけど…。(笑)
日本人程ではないけど、多少社交辞令は人によってここフランスでもしっかりあります。
でも日本社会の日本人間の社交辞令は海外では、ちょっと難しいかもしれません。
以下はフランス人の同僚が日本に住んでいた時実話例です。
趣味を通して知り合った日本人に帰り際、
じゃぁ今度一緒にうちでみんなで食事でも。
と言われて同僚はストレ-トに
はい。勿論。いつですか?
と、答えたら
え-どうしよう..。
ってな顔をされたらしいです。
良かれと思って言っちゃうお世辞
トラブル回避の為だと思い遠回しに自分の意見を相手に言っちゃうこと
相手の為にと勝手に独自判断して気遣うための嘘=つまり社交辞令
気づかないうちに私は自然に以前はやっていました。
でも時と場合によっては相手を傷つけてしまったり余計なトラブルに発展して取り返しのつかないことになってしま可能性がありますよね?
日本社会では、普通に使われる事が多い社交辞令だけど気持ちや意見をストレ-トに伝える事が多い欧米社会で生活するよになって一切言わなくなりました。
ところ変われば人変わる?海外に住むようになってやらなくなった5つの事まとめ
以上が私が海外に住んでから辞めた5つの事です。
あなたはどうですか?
5つの中で1番辞めてよかったなぁとつくづく思う事は、【社交辞令】を言うことです。
以前はトラブル回避の為だと信じて【社交辞令】を言っていましたが、場所が変われば逆にトラブルの原因になる事もあるので一切言っていません。
‘’ところ変われば人変わる‘’ かなぁ?。
‘’郷に入りては、郷に従う‘’ 普段から私は海外で生活する上で忘れないように大事にしている諺です。