ちょうどこの時期は普段なら卒業旅行シ-ズンで海外旅行を予定している人もしくはしていた人が多いはずです。
フランスに旅行を計画しているけど、
新型コロナウイルスの影響でのフランスにおいてのアジア人差別・感染・マスク対策・アルコール消毒液ってどうなの?
などの不安があると思います。
今日は、3月9日(月)現在の私が住んでいる【人気観光スポットモンサンミッシェル】のあるノルマンディー地方の現状と生活の変化についてをお知らせしたいと思います。
特にフランスのマスク事情日本からフランスに来る人への注意点の項目は読んでほしいです。
フランス在住日本人が見て感じたフランスのコロナウイルス対応
ロックダウン後の最新情報はこちらから:
3月13日(金)フランスのコロナウイルス対策の状態
昨夜3月12日(木)20時(フランス時間)にマクロン大統領がテレビ演説を行いました。
- 全ての70歳以上の高齢者、慢性病患者等、可能な限り自宅待機。
- 3月16日(月)から保育所~大学全ての学校の閉鎖。
- 企業のテレワークの促進推奨
- 公共機関の運行は継続
- 可能な限り集会を制限
- 自宅待機を余儀なくされた会社員には対し政府が補償。
- 全ての希望する企業が3月分の納税延期可能。
- トランプ米大統領と電話会談でG7での特別なイニシアティブを提案する予定である。
※ 簡単に在仏日本大使館からのメールを元にしてまとめました。
イギリス以外の欧州からアメリカ合衆国への30日間の入国禁止措置を取った事などを例にとっても、日々情勢は変化しています。
ついに今週初めに私の住んでいる小さな街でも初めて感染者がでてから病院で働く看護婦さんの感染も確認されました。
現在では街全体の感染者数は、実際は公式に発表されている以上ではないかと思っている人が多いようです。
そして1000人以上の集会禁止から100人以上の集会は禁止になりました。
3月9日(月)フランスのコロナウイルス対策の状態
- ステージ2
ついに1000人以上の集会は禁止- 日常生活でのビズ(頬っぺたを重なる挨拶)や握手は控える・禁止
- 手洗いの徹底と咳エチケットとマスク着用の有効性のCMがテレビで頻繁にみかけるようになった
- イタリア・中国・香港・マカオ・シンガポール・イラン・イタリア・韓国からフランスに帰国した人は(14日間)自宅待機。
- ※現段階ではまだ日本が入っていないようです。
実際に生活していてコロナウイルスアジア人差別は感じたか?
普通に買い物に行ってもいままでどうりだし、レストランに行っても特別隔離されるわけでもなく普通通りです。
散歩にもいつも通り行っています。
ただ一度、日中宗教の勧誘活動をしている女性二人組がうちに来た時の面白いエピソードがあります。
ボンジュールマダム
ドアを開けた瞬間、凄い険しい顔になり、
あなたは、特別信仰心があるような人には見えないわね。
よい一日を! さようなら!
と一方的に喋って急ぐように帰って行きました。
私は心の中で[word_balloon id=”2″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]勝手にうちに来て失礼な人達だなぁ…。[/word_balloon]
と思っていました。
この宗教団体は送り込まれてくるメンバ-は代わりますがしょっちゅう勧誘に来ます。
iPadも持参して多言語対応もしていて普段ならかなり帰るまでしつこいのですが今回は違いました。
後からよくよく考えてみたのですが、私の顔を見て
純アジア顔=コロナウイルスとでも思ったのではないでしょうか?
この笑い話の一件のみで、テレビやSNSで拡散されているような酷いコロナウイルスに関してのアジア人差別は今のところ私やわたしの周りの人達は受けていないです。
コロナウイルス流行対策後の変化
いつもは品切れることのない除菌ジェルエリア
毎年冬から今の時期によくフランスでは【ガストロ】という感染症胃腸炎が流行します。
今年はコロナウイルス流行対策で、国民の手洗いへの意識が向上したせいかガストロにかかってしまう人が少ないとか。
今日も薬局やお店に行って来たのですが、アルコール消毒液・除菌ジェルは売り切れでありません。と言われました。
先週からここノルマンディー地方でも、アルコール消毒液・ジェルは入手困難な状況です。
アルコール消毒液売り場
私自身も現在はバカンス明けの旅行帰りの生徒達とは自宅からスカイプ・フェイスタイムで授業をしています。
そしてなぜか小心者の私は被害妄想のせいか外に出かけた時はせきを我慢するようになってしまいました。
フランスのマスク事情日本からフランスに来る人への注意点
こちら【フランス】では、マスク着用の認識が日本とは全く異なります。
テレビCMですら 諸症状がでたらマスク着用を! なんてびっくりしました。
フランスのマスクの認識:重病人が他の人にうつさないように着用するものとかギャングとか医療従事者等や特別な人以外街中でつけているととにかくネガティブなイメ-ジでしかありません。
日本では、マスクで自分の身を守ることと他人への配慮という認識または、化粧が面倒などの理由で多くの人が着用しています。
フランスでは言葉が少し悪いけど、マスク着用=やばい人になってしまうので気を付けてください。
コロナウイルスが流行している現在は、アジア人+マスク着用=超やばい人
と思われて無駄に嫌な思いをさせられる事もあるかもしれないのでフランス旅行の際はやめておいたほうがいいかもしれませんね。
現段階ではフランス旅行大丈夫だよとかやめておいたほうがいいよとかはっきり言えませんがアルコール消毒液・除菌ジェルなどはフランスでも品薄なので注意したほうがいいですね。
※ 慢性的な除菌ジェル不足解消の為に各薬局での除菌ジェル製造と販売が可能になるようです。
フランスにおいてコロナウイルス対策まとめ
これほどまでに広がり続けるコロナウイルス
人混みを避ける為に混雑する夕方を避け今朝普段なら午前中のすいているスーパーマーケットに行ってきました。
昨日のマクロン大統領のテレビ演説が原因かわかりませんが今日は大分混んでいました。
週末のお買い物以上にカ-トに大量の食料品を入れている人が多かったような気がします。
私が今出来る家族や大事な人達を守る為にできることのひとつは、私自身が感染しない事です。
その為にも日頃の不摂生を改善して体力・免疫力を今以上につけなければならないなぁと思います。
免疫力を強化する為にいつも元気で風邪なんてなった事ないっていうブラジル人クラスメートにおススメされたプロポリスを普段のサプリメントに加えました。
免疫力アップに!
免疫力アップに!
それから運動も少しずつ習慣化していこうと思います。