極東、日本から飛行機で直行便で約12時間の国フランス。
最初は、不安、不便等々 不がつく言葉しか思いつかなかったフランスでの生活だった5年前。
「住めば都」ということわざあるように、今では結構ここフランスでの生活が好きで、気に入っています。
私が5年間住んでみて、フランスのいいところ好きなところをまとめてみました。
フランス在住5年目でわかったフランスの5つのいいところ
食べ物がおいしい
さすが食の国フランスそしてヨーロッパ最大の農業国
朝市「マルシェ」やスーパーで新鮮な無農薬の野菜がお手頃価格で簡単に手に入ります。
Je vais au marché.
春の風物詩
ホワイトアスパラガス
朝市でちょこちょこ見かけるようになってきた。 pic.twitter.com/gfIkVFT5AG
— プチドラ@フランスでこころ豊かな生活を満喫中 (@Petite_Dra) April 15, 2021
日本に比べたら野菜、乳製品、肉類、ハムやソーセ-ジの種類も豊富です。
田舎暮らしあるある
ご近所さんから手作りソーセージをいただいた
今回はうちが夫が海で🧜♂️とった🦞🦀をお裾分け
畑で採れた野菜とかの物々交換
🇫🇷の田舎でもよくある👩🏼🌾今のところご近所付き合いは良好
👍 pic.twitter.com/lxl1ZEmscr— プチドラ@フランスでこころ豊かな生活を満喫中 (@Petite_Dra) June 20, 2021
魚介類も新鮮なものが簡単にお手頃価格で嬉しくなっちゃいます。
なんと漁業法が日本より厳しくないので、魚業免許がない一般市民でも見つけたら貝類、でもエビでもカニでもルールさえ守れば自由に採ることができます。
干満の差が激しいノルマンディーの海
干潮時を上手く利用して
満潮時には海水で覆われている所をバケツ片手に🐚🦀🦐🦪を採る
La pêche à piedで
余暇の時間を過ごす人達でいっぱいです。
今はあわびとか牡蠣が旬のようです💁🏻♀️#田舎暮らし #自給自足#釣り pic.twitter.com/zWWXRdQjeh
— プチドラ@フランスでこころ豊かな生活を満喫中 (@Petite_Dra) October 10, 2021
春先にはバケツ片手に家族で潮干狩りをする光景をみます。
日本ではよく漁業権を主張する看板や地域によっては監視カメラなんかも最近ではありますよね。
教育費が英語圏や日本に比べるとかからない
フランスでは、公立学校で高校まで授業料は完全無料です。
給食費は、両親の収入によって異なります。
大学は、国立大学であれば年間500ユ-ロぐらい。
返済義務なしの奨学金制度や住宅手当も充実しています。
美術館、電車など公的交通手段などの学生割引。
日本では、学費が払えなくなって退学したとか奨学金の返済で大変だよという話をよく耳にしますフランスでは、学費が理由で学校を辞めたという人はいません。
子供の教育費とは少しずれてしまいますが私がこれまで通ったフランス語講座は、公的機関の講座だったので完全無料でしたよ。
子育てがしやすい
街を普通に歩いていてもお店でも、バスなどの公共の乗り場の中でも妊婦さんや小さい子供連れのお母さん達に対しての配慮が日本以上です。
日本ではバス乗車時にベビ-カ-で苦戦して困っているママがいても結構知らん顔している人が多いですよね?
地域によって多少違いがあると思うのですがフランスでは保育園や幼稚園の待機児童問題等聞いた事がありません。
職場も、子育て世代には日本企業に比べたら間違いなく働きやすい環境です。
適当加減がちょうどいい
日本だとちょっと周りと違う生活スタイルだったり、考え方、少数派の人達は、つまはじきにされるというか、同調圧力、みんな仲良く的思考ってありますよね?
私の夫をはじめフランス人はいい意味でも悪い意味でもそれほど他人には関心がありません。
イヤミな言い方かもしれませんが、自分だいすき自分第一主義です。
日本では芸能人が不倫した事が大々的に報道されたりしますよね?
そういったニュ-スを流せば視聴率があがる。
そういったニュ-スを見たい人がたくさんいる。
つまり他人の事に関心はある人が多い。
ってことになりますよね?
フランスではそんな誰か、たとえ誰もが知っている大物政治家であっても私生活がゴシップ系のネタがニュ-スになる事はまずありません。
私は私。あなたはあなた。
ゲシュタルト精神というか…。
‘’ce n’est pas mes oignons. ‘’ それって私の問題じゃないよね。
状況によっては責任逃れっぽくなるけど私はこのフレ-ズが大好きです。
※とはいっても実際ゴシップおじさんやおばさんはフランスにもいますけどね。
欧州の都市に気軽に旅行に行ける
例えば
夜行バスでスペインへ
フェリーでイギリスへ
電車でブリュッセルへ
飛行機でミラノへ
自家用車でドイツへ等など様々な交通手段で色々な国へ数時間で簡単に行くことが出来きちゃいます。
はじめて車で国境を越えてスペインに行った時とても感動しました。
フランス文化は勿論色々な文化に触れやすい
世界的に有名なル-ブル美術館や展覧会にもすぐに行けちゃいます。
そしてまた長い間、各国から移民を受け入れてきたフランス。
私の住んでいる小さな街にもたくさん居ます。
中華系移民の旧正月のお祝い、イスラム教徒のラマダン、日本の文化紹介、アフリカ祭り、イベント、レストラン、語学教室。
彼ら移民達によってフランスに定着させた彼ら独自の文化にも直接触れることができます。
フランス在住5年目でわかったフランスの5つのいいところまとめ
いい事ばかりだけではなく不便な事が多いフランスでの生活ですが、海外生活を楽しくするのも嫌なものにするのも基本、自分の心の持ち方次第です。
「住めば都」とは日本古来のことわざ
本来の意味は ‘’住みなれちゃうと、どんな場所でもそこが最適で心地のいい場所‘’らしいですが
無理に英語にすると‘’Home is where you make it !‘’ とちょっと元々の意味とは違いがでてきますが直訳すると、‘’自分で作った場所、そここそが自分の居場所になる‘’ のほうが私には近いような気がしますね。