春から夏にかけて大盛況の大好きなフリ-マ-ケットや蚤の市。
今はオフシ-ズン。
そこで今回はフランスのリサイクルショップに行ってきました。
一言で表すなら、 SUPER!【最高!】でした。
フランス リサイクルショップ【エマウス】に行ってみた感想レビュー
エマウス 【Emmaüs】とは
1949年にアベ・ピエール神父によって設立されたホームレスや何らかの理由で人生で大きな挫折から社会への適応が困難になってしまった心の拠を求める人達の救済目的の非営利活動団体。
全国各地で集めた不用品をリサイクルして低価格で販売してそこで得た資金が彼らの生活費や自立支援に充てられます。
この協会団体に入って働くのは、滞在許可の有無も、犯罪歴、宗教、国籍等一切問われないようです。
実際に政治難民申請中で滞在許可申請中のバングラデシュからの難民の人が働いていました。(街の無料のフランス語講座で出会ったクラスメート)
私の住んでいる最寄りのエマウス【Emmaüs】は、年配のフランス人ボランティアの人を除いては、
フランス語がたどたどしい難民の人達が多く働いていました。
わたしもたどたどしいフランス語をはなすので、すこし安心して店内を見てまわる事ができました。
エマウス【Emmaüs】店内の様子
家電、食器、本、絵画や家具類、衣類など綺麗に所狭しと言わんばかりに物が陳列されています。
Arcopal のヴィンテージ食器なども激安価格で出品されたりしているようです。
家具も最近の既製品からレアなヴィンテージ商品まで。
掘り出しものが、結構あるようです。
エマウス【Emmaüs】印象深かったお客さんの様子
土曜日の午後に行ってきたのですが、若い10代の女の子達がヴィンテージな靴やカバン、洋服など
熱心に探していたのが印象深かったです。
これであなたもミニマリスト?もし家で不用品がでたら
もちろん直接お店にもっていってもいいし
ス-パ-の駐車場などにあるこの様な大きな箱の中に入れれば、あとでトラックで回収してお店まで持って行ってくれます。
エマウス 【Emmaüs】まとめ
実はエマウス【Emmaüs】はただのリサイクルショップではなく社会貢献活動にも役立つ団体なのです。
このエマウス【Emmaüs】の素晴らしいところは、ただお金や炊き出しなどで食料、モノだけを援助するだけではなく、【働く場所=社会貢献の場を提供】している事だと思います。
今ではこの活動はフランス国内にとどまらず、世界41か国にネットワークが広がっているようです。
なんだかフランスらしい文化にほっこりしちゃいますね。
おしゃれな蚤の市やアンティークショップもいいけどエマウス【Emmaüs】もいいかもしれませんね。