今週の月曜日からいよいよシャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーションも点灯開始
いよいよ本格的に冬の到来です。
そこで、勝手に冬のフランス家庭料理をランキングしてみました。
ランキングの基準は、味は勿論、簡単に作れてコスパ重視です。
冬に食べたい5大フランス家庭料理勝手にランキング!コスパ重視編
冬のフランス家庭料理ランキング
ポトフとポテ Le pot-au-feu et La Poteè
簡単に説明すると、
ポトフは牛肉を、ポテは豚肉を使用。大きい鍋にある冬野菜を大きく切って入れて長時間コトコト煮る。
ポトフに使う牛肉は、Jarret avec os、Paleron (骨付きすね肉、かた肉)、ステ-キとかでは固くて使うとこがない長時間煮込み用の部位。
価格もとっても安価。
時間をかけて煮込む事にによって、お肉もちょうどいい感じに柔らかくなる。
お好みで、マスタ-ドを付けて食べる。
日本のポトフと違うのは、具材の大きさと、牛肉を使うこと、ス-プと具材は別皿に盛って供する。
ポテは、牛肉ではなく、塩漬けした豚のPoitrine de porc (豚バラ) の塊、Jarret de porc (豚すね肉)、ソーセージを入れて、ポトフ同様煮込んだもの。
味は、ポテの方が日本のポトフに味が近い。
食べ方はポトフと同じ。
ラクレット、タルティフィット la Raclette , la Tartiflette
ラクレット
タルティフィット
こちらは、チ-ズ好きにはたまらない。 高カロリ-食品。
アルプスのサヴォア地方の郷土料理。
ワインと一緒に食べると美味しいのだが、塩分+アルコール=喉が無性に乾くというのが難点。
そこだけ注意すればとっても手軽だし美味しい
間違いない安定の味
家庭で食べるときは簡単に写真のような鉄板でチ-ズを温めて食べる。
ブランケット デ ヴォ- La blanquette de veau
veau = 子牛
ざっくり簡単に言うと日本のホワイトシュチュ-のようなもの。
子牛以外にも、チキン、サ-モン等々
付け合わせに、ごはん、じゃがいも、ショ-トパスタなど。
私は、やっぱりごはんと一緒に食べるのが好きです。
シュ-クル-ト la choucroute
キャベツを乳酸発酵させた、ちょっと酸味の効いたアルザス地方の伝統的な加工食品。
自然発酵食品ってことは、キムチみたいな感じかな。
腸内フローラにもいいとか。
La choucroute alsacienne は、付け合わせにソーセ-ジなど豚肉の加工食品(だいたい3種類)とじゃがいもを添えて食べる。
地域によっては choucroute de la mar といい、ソーセージの代わりに、海老、タラ、サ-モン、ム-ル貝でもなんでも、海鮮を添えたもの。
スープ類全般
ス-プ類全般と言って一つに絞れないから逃げた感満載だけど、
寒くなったら前菜にもなるしメインディッシュにもなるス-プを最近よく作るようになった。
野菜を煮てミキサーで細かくしてトロっとしたポタージュスープも好きだし、じっくりお肉から出汁をとってつくるコンソメスープのようなさらっと澄んだブイヨン系ス-プも両方好き。
この時期うちでは、食べすぎたかなぁと思った日は、ポタージュスープとパンとチ-ズで、夕食を済ませる事が多い。
まとめ
以上が私が思う、冬に食べたいフランス家庭料理ランキングです。
最近、マルシェでも、本格的に冬野菜の出番です。
街のお肉屋さんの看板、ス-パのちらしもポトフ用牛肉、ポテ用豚肉、子牛、チ-ズ屋さんの前もラクレットチ-ズの広告が目立ってきました。
フランス料理は、作るのが大変そうだなぁと思うけど、家庭料理は、意外とシンプルなものが多い。
野菜さえあれば簡単に作れるポタージュスープ。
これも、れっきとしたフランス料理です。
ポタージュスープから始めてみませんか?