いきなりですがあなたにはどうしても苦手な人っていますか?
その苦手な人が、実のきょうだい・会社の上司や同僚・ママ友
どうしてもつきあいを避けられない人との場合あなたはどうしていますか?
私自身実はちょっとした言い争いから義兄と関係がぎくしゃくしてしまって今とても後悔しています。
田村耕太郎さんが書いた【頭に来てもアホとは戦うな】をもっとはやく読んでいたら義理の兄とも上手く付き合っていけたのではないか? と今更ながら思います。
そして【覆水盆に返らず】、起こってしまった事を後悔するだけではなくこころが折れてしまった時の対処法などもあり人間関係に悩んだとき・どうしても許せない人がいるなんてことで困っている人に特におススメする役にたつ本だと思いました。
そこで今日は私の体験からの反省を込めて【頭に来てもアホとは戦うな】の要約とレビュ-をしていきたいと思います。
人間関係の悩みが楽になる本【頭に来てもアホとは戦うな】要約レビュ-
人生無駄遣い【想定するアホとはどんな人物か?】4つのタイプ
ひとことで言えばあなたがわざわざ戦ったり悩んだりする価値のない不条理な人。
具体的にいうと、
1. あなたにかまってほしい暇人かまってちゃんタイプ
2. 影で陰湿ないじめであなたをおとしいれようとするタイプ
3. 権力を振りかざしあなたに理不尽な要求をするタイプ
4. 自分の意見を持たずに指示・命令された事しかできないタイプ
人生無駄遣いアホと戦う可能性のある人の特徴5つのタイプ
正義感が強い人
時代劇やヒーロ映画のように必ず正義は勝つというナイ-ブな考え方は現実社会では通用しない。
正義はつねにまかり通るわけではない
正義感から他者と無駄な争いをすることはもってのほか。
自信にあふれる人
自分の方があたまがいい、知識があると思っている人の行為は明らかに逆効果な場合が多い。
頭はいいかもしれないが愚か
自信をもって成功してきた経験から次への準備を怠る
相手を不快にさせる+未来の想定をなめる=悪循環
謙虚にそして危機感をもって事に対応すべき!
責任感が強い人
献身的であり物事に対して責任をかんじている
たとえそれが組織の為・自分の信念であったとしても
どんな理由であろうが正面からアホとは戦ってはいけない!
プライドが高い人 = 自分がよく思われたい人
妙なプライドは【百害あって一利なし】
無駄なプライドに身をまとい自分を見失う
お節介な人=たいていはおひとよしで純粋な人
憎まれて倍返しされる可能性大!
おせっかいほど危険なものはない
⇒まさに私はこのタイプだったようだ (反省)
人生無駄遣いしない為の対処方法6つ【要約】
正面からアホとは戦ってはいけない!
かっとした怒りは瞬時に液体窒素で凍らせるように閉じ込める →にやっと笑ってどこか遠くに持っていって爆発させよう。
カッとしたときほど、自分の肉体を離れて自分をうえから冷静に見る。(幽体離脱)
幽体離脱を使うと冷静に相手の立場にたって自分を見ながら自分をコントロールできる。
幽体離脱は人生をストレスなく楽しく謳歌する為の最高の武器
自分を見るもう一つの目、第三の目をもとう!
人生で一番大切な能力を身につける
相手の気持ちを見抜く力 →この力さえあれば【鬼に金棒】
頭のいい人は世の中に吐いて捨てるほどいる。
頭の回転がよく記憶力や発想力だけではだめ。⇒相手の気持ちを理解する能力がそれ以上に大事
人間は環境や付き合う人で急に人間性が向上したり劣化したりする。
相手の欲しがるものを理解せよ。
人間をうごかしているのは感情であり、理屈ではない。
逃げるは恥だが役に立つ!アップサイド【得をする】人だけに絡め
反論も反撃も厳禁。
自分にとって意義のない相手から何をしかけられても相手にしないこと。
気味が悪いくらい絡んでくる人は相手にしない。
時間とエネルギーの無駄
好き勝手に言わせておこう。
それでも一度はアホと戦え
アホと戦ってたとえ表面的にでも論破し、恥をかかせてすっきりしたとしても、それがかえって相手に強烈な反撃にでる動機を与え返りうちに遭うこともある。
あなたは悔やんでも悔やみきれないだろう。
年をとってからでは、こんなミスは致命的になるので【若気の至り】が許されるうちに経験としてアホと戦うのはありだと思う。
アホと戦う虚しさを実感する意味でも、一度は戦っておいたほうがいい。
気分的にすっきりすることはあるかもしれないが間違いなく時間とエネルギを浪費しながら自分を窮地に陥れてしまうので一生わすれられない悔しい学びとなるだろう…。
自分にとって意義のない相手から何をしかけられても相手にしないこと。
自分がコントロールできることだけに集中!
余計なストレスを最小限にする方法は相手に対する期待値をコントロールすること。
職場でもストレスの多いひとはなにかに過剰に期待していることが多い。
自分がコントロールできるものに力とエネルギーを集中すべき。
基本的に人のきもちは家族でも恋人でも友人でも社員でもコントロールできない。
コントロールできないことであれこれ悩んだり心配したりイライラしても仕方がない。
小さな合意から少しづつ積み重なる
あなたは誰かから嫌われるのが怖くて自分の言動を制限してしまったり、顔色を伺ったり、変に気をつかったりしたことはないですか?
ストレスの根源はこれ!
嫌われたら嫌われたで残念だけど相手の気持ちなので仕方がない。
いきなり仲良くなるのは無理があるので相手との関係改善は時間をかけて地道にやること。
それでもこころがおれた時の対処法・回復法
自分がいる場所を変え付き合う人を変え、一日のリズムを変えてみる。
パソコンやスマホを手放し仕事や日常から離れてみる。
筋力トレーニングと同じく心も【休むことも勇気。休むことも練習。】
リフレッシュも本気になって徹底的にすべき。
人間関係の悩みが楽になる本【頭に来てもアホとは戦うな】私の失敗談
アホと戦う可能性のある人の特徴のお節介な人=たいていはおひとよしで純粋な人に当てはまっていた私。
対処法とは全く反対の事をしてしまっていたようです。
具体的にいうと、家族だと思うからこそ相手に対する期待値を勝手にあげてしまい他者と自分との線引き(距離の置き方)を誤り感情的になった結果起きてしまったのだと思います。
たしかにその瞬間は我慢していた自分の気持ちを相手の気持ちを考えずにぶつけるとすっきりします。
でも時がたつとただお互い嫌な気持ちとぎくしゃくした関係しか残念ながら残りません。
人間関係の悩みが楽になる本【頭に来てもアホとは戦うな】まとめ
この世は、性格や意見・動機が異なる人達の集まりで成り立っている社会です。
そう、家族ですら全く違います。 まさに【十人十色】の世界
この人なんか苦手あわないなぁ。なんか意地悪されてるみたい
なんて悩んだりするのは絶対に一度は誰でも経験することだと思います。
そこでこの対処法を身につけておけば、貴重なあなたの時間とエネルギーを奪われる事なくストレスフリーで楽しく自分らしくアホに惑わされることなく自分の人生を生きていけると思います。