フランスに来て驚いた事のひとつに
【Bricolage】ブリコラージュ人口の多さかなぁ?
フランス人にとってBricoleur du Dimanche 【日曜大工】とは、趣味を超えて生活の一部であって日本人がイメ-ジするDIYとはちょっと違うかもしれません。
フランスでは壁の修理や水道も床の張替えもデコレーションも何でも自分でやる人が本当に多いです。
なぜこんなにも【日曜大工】フランス人が自分で家やアパートの修理・修繕をするのか?
を考えながら
フランス大手の日曜大工DIYショップのひとつ【LEROY Merlin】ルロワ・メルランに行ってきた様子を書きたいと思います。
フランス日曜大工DIYショップ【LEROY Merlin】ルロワ・メルラン
【LEROY Merlin】ルロワ・メルラン店内の様子
入ってすぐの所にセキュリティーの人が「ボンジュール」と迎え入れてくれました。
撮った写真は店を出る時です
まず最初店内の広さに圧倒されました。
トイレは入ってすぐの所にありました。
フランスのお店ではトイレがないところも多々あるので、必ずあるかどうか確認する癖がついてしまいました。
長期戦になりそうなウインドウショッピングに備えて行っておきました。
照明器具売り場
広い店内
床の張替え用タイル
フランスでよく見る浴槽
フランスでは珍しい浴槽とシャワ-スペースが日本のように分かれているタイプ
でも最近少しずつ増えてきているみたい
疲れたら休憩スペースへ
アトリエ 定期的にここで講習会が開かれるようです。
写真を撮ったのは店内のほんの一部です。
各セクションに専門的にアドバイスをしてくれる店員さんもいてとっても親切に説明をしてくれました。
なぜフランスは日曜大工【Bricolage】ブリコラージュする人が多い?
賃貸であっても大家さんの許可があれば壁に自分好みの色を塗ったり壁に穴をあけて自分好みの家具を取り付けたりデコレーションが自由にできるからではないでしょうか?
日本ではあり得ないですよね
大家さんの困った顔が浮かんできますよね。
フランスでは新築の家が珍しく築年数が古いアパートメントやお家の多さにも驚かされます。
修復が必要な家が普通に売られていたり、貸出されたりしているんですよ。
※ちなみにうちでは年中、家のどこかを修復している状態です。
まず考えられる理由として:
- 自分でした方が安く済む (経済的理由)
- 業者さんに修理依頼の連絡をして日にち設定・アポイントを取るのが面倒
- アポイントが取れても時間通りにきてくれるか? 満足のいく仕上げか? 料金は?
かなりの不安要素がありますよね。
挙句に作業中に汚したところはそのままにして帰る。
(注:勿論業者さんによりますが私の実体験です。)
日本との違いに最初びっくりしました。
う-ん。これだったら自分でやった方がはやい!
ってなっちゃうかもしれませんね。
バカンスをブリコラージュの為に2週間ぐらいとってキッチン・バスルームのの修復をしたり庭の手入れをしたりしている人がこちらではたくさんいます。
特に2020年から始まったコロナ禍で外出制限が厳しくなってからはブリコラージュ(日曜大工)人口が増えたようですよ。
フランス日曜大工DIY事情まとめ
ただのDYI趣味の【日曜大工】ではなく多くのフランス人の間では【日曜大工】【Bricolage】ブリコラージュ生活の一部になっているという印象です。
自分の好きなスタイルを自分で見つけて考えて、納得がいくまで自分の好きなスタイルを追求して実際に自分の手で作る。
‘’自分‘’ という言葉が4回も一文にでてきてしまいましたが、それ程にまで自分自身が大好きな
フランス人のインテリアのセンスの良さもブリコラージュで磨かれた創造力のおかげでしょうか?
私は日本に住んでいた時はすぐに専門業者さんにお任せして自分でやってみるという思考すらありませんでした。
今は【LEROY Merlin】ルロワ・メルランなどDIYショップに行って自分で自分の家の修復やデコレーションを考えるだけで楽しくなります。
※うちでは日曜大工に使う工具はだいたい夫がリドルLIDL購入しています。
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