いよいよシャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーションが点灯開始!
本格的な冬の到来を感じる季節になりました。
そこで今回は、冬に食べたいフランスの家庭料理を、勝手にランキングしてみました!
ランキングの基準は、味はもちろん、簡単に作れてコスパが良いこと。
冬に食べたいフランス家庭料理ランキング(コスパ重視編)
冬に食べたい5大フランス家庭料理勝手にランキング!コスパ重視編
冬のフランス家庭料理ランキング
1位:ポトフとポテ(Le pot-au-feu et La Potée)
- ポトフ:牛肉を使用。大きめに切った冬野菜とともに、大鍋でじっくり煮込む。
- 牛肉は、Jarret avec os(骨付きすね肉)やPaleron(肩肉)など、長時間の煮込みに適した部位を使用。
- 価格も安価で、じっくり煮込むことで肉が柔らかくなる。
- お好みでマスタードをつけて食べる。
- 日本のポトフとの違いは、具材の大きさ、牛肉を使うこと、そしてスープと具材を別皿に盛ること。
- ポテ:牛肉ではなく、塩漬けした豚肉(Poitrine de porc:豚バラ肉の塊、Jarret de porc:豚すね肉)やソーセージを入れて煮込む。
- 味はポテのほうが、日本のポトフに近い。
- 食べ方はポトフと同じ。
フランス版「おでん」とも言えるポトフとポテで、おでんの恋しさを癒せるかも。
2位:ラクレット&タルティフレット(La Raclette, La Tartiflette)
ラクレット
タルティフィット
チーズ好きにはたまらない冬のごちそう。
- ラクレット:
- 溶かしたチーズを、茹でたじゃがいもやハム、ピクルスなどにかけて食べる。
- 家庭では専用の鉄板を使って簡単に楽しめる。
- タルティフレット:
- オーブン任せで簡単!ジャガイモとチーズで作れる絶品グラタン。
- アルプスのサヴォア地方の郷土料理。
- 高カロリーだが、間違いない美味しさ。
- ワインと合わせると最高だが、塩分+アルコール=喉の渇きに注意!
オーブン任せで簡単!ジャガイモで簡単に作れるタルティフレット
3位:ブランケット・ド・ヴォー(La Blanquette de Veau)
- Veau(子牛)を使ったクリーム煮込み。
- 簡単に言えば、日本のホワイトシチューのようなもの。
- 子牛のほかに、チキンやサーモンで作ることも可能。
- 付け合わせは、ご飯・じゃがいも・ショートパスタなど。
- 私はご飯と一緒に食べるのが一番好き。
4位:シュクルート(La Choucroute)
- アルザス地方の伝統料理。キャベツの乳酸発酵食品で、ほんのり酸味が特徴。
- 腸内フローラにも良い!
- La Choucroute Alsacienne(アルザス風シュクルート)
- 付け合わせにソーセージや豚肉加工品(3種類ほど)+じゃがいも。
- Choucroute de la Mer(海のシュクルート)
- ソーセージの代わりに、海老・タラ・サーモン・ムール貝などの海鮮を添えたもの。
5位:スープ類全般
冬の定番、スープは外せない!
- ポタージュスープ(野菜を煮てミキサーで滑らかにしたもの)
- ブイヨン系スープ(お肉からじっくり出汁を取った澄んだスープ)
- 前菜としてもメインディッシュとしても◎
- 「食べすぎたかな…」と思った日は、ポタージュスープ+パン+チーズで軽めの夕食。
まとめ
以上が、私が選ぶ冬に食べたいフランス家庭料理ランキングでした!
最近、マルシェでも冬野菜が本格的に並び始め、お肉屋さんやスーパーでも「ポトフ用牛肉」「ポテ用豚肉」「子牛」「ラクレットチーズ」の広告が目立っています。
「フランス料理は作るのが大変そう」と思うかもしれませんが、家庭料理は意外とシンプルなものが多いです。
まずは、野菜さえあれば簡単に作れるポタージュスープから始めてみませんか?