日本を飛び出して国際結婚した人の海外での日常を紹介する「世界の日本人妻は見た」や「世界の秘境に嫁いだ日本人」なんて番組がありましたね。
もちろんテレビ番組なので、いろいろとアレンジされてはいると思いますがあまりメディアの演出を鵜吞みにして
「外国人と結婚したい」なんてふわっとした憧れだけでは、難しいのが現実です。
後先あまり考えないで国際結婚してしまった私の実体験から正直な気持ちや感想、学んだことを紹介したいなぁと思います。
いまもしあなたが悩んでいて私の実体験が少しでも参考になったらいいなぁ。
国際結婚やめたほうがいい?国際結婚をする前に知っておきたかった 4つのこと
国際結婚生活の現実
【国際結婚ビザ目的だ!】世間からの偏見
わざわざ何故外国人?
「どうせ日本人に相手にされなかったんだろ!」
「外人専門だ!」
「国籍・永住権目当てだ!」
なんて心ない陰口にしか思えない事を平気で言ってくる人。
わたしの周りは大丈夫だよ。
とは思っていても意外に思うかもしれませんが
必ずいます。
わたし自身も配偶者として外国人を選んだことによって「外人専門だ」とわけのわからない偏見に満ちた言葉を何気なく言ってくる人がいると思います。
言ってる本人は全く悪気はないのかもしれませんが、言われてあまりいい気持ちにはならないですよね?
ただ外国人と結婚したというだけで、相当の変わり者だと思われることは覚悟しておいた方がいいですよ。
でもこの問題は日本人や日本社会(特に田舎)だけではないと感じました。
アメリカやフランス社会でもアジア女性との結婚での世間の偏見、ゼロではないと日々の生活の中で感じることがあります。
そう個人的価値観は場所は変われど人によります。
私のアメリカ人の元同僚は同じアメリカ国籍だけど人種の違いで両親に反対されて諦めた彼女がいたとか。
フランス人の同僚も過去にポリネシア人と大恋愛をして彼女と一緒に生きていきたいと思ったけど、社会的地位を大事にしたかったから諦めた。
なぁんて話よく聞きます。
相手の国への順応、適応で苦労する
もしあなたが相手の国で生活するようになった場合。
私の実例ですがフランス語「0」からのスタ-トです。
今でも来たばかりの時を思い返すと涙がでてくるし、現在でも続いている大きな悩みです。
フランスという国、フランス人の価値観、フランス人には当たり前の事が分からない。
最初のうちは日本ではなんでも自分で出来ていた事が、パートナーなしでは事が進まなことへのいら立ち。
好きで来たはずなのに時々【後悔】という文字が浮かんだりした時期もありました。
私の周りの国際結婚しフランスに住んでフランス社会で強く生きるポジティブ思考の先輩方は言います。
「死ぬほど、フランス語勉強したよ」
想像以上の努力が必要だと思います。
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国際結婚したら必要書類 全部自分がやらなければいけない
もしあなたが日本で外国人のパ-トナ-と暮らす場合。
日本人であるあなたが日本語が流暢ではないパートナーに代わって、パートナーが慣れてくるまでもしくは、永遠に役所関係の書類・ビザ手続き・子供達の学校の事など全部やらなければならない。
お互いの気持ちが盛り上がっている最初のうちはいいのですが…。
いい加減自分で出来るようになってくれないかなぁ…。
なんて相手への不満が慣れてくるとでてきちゃうかもしれませんよね。
そこまでの覚悟あなたにはありますか?
国際結婚した後海外で感じる孤独感
言葉の壁のせいでしょうか?
夫の国では私は外国人ということもあってかどうかわからないけど時々日本に居る時以上に正直孤独を感じる事が多いような気がします。
いくらフランス語ができるようになってもやはりフランスで生まれ育ってなきゃわからない価値観というか感覚があると思います。
なんかあまりうまく言葉に言い表せないのですが…。
最初のうちはなんだか寂しい気持ちにもなりました。
でも今ではそんなものだしょうがないと思えば気楽なものですが、
最近だとコロナ禍で今までみたいに好きな時に簡単に日本に行けないかも?と思うと以前に増して日本が遠く感じ寂しくなる日々が増えたような気がします。
国際結婚やめたほうがいい?国際結婚をする前に知っておきたい 4つのこと まとめ
国際結婚に限らずある程度の恋愛盛り上がり期間が過ぎて冷静になると同じ日本人同士であっても地域差、家庭環境の違いから一緒に生活していると問題点は絶対にでてきますよね?
相手が外国人でも日本人でも結婚生活とは、日々お互いの努力の積み重ねだと私は思います。
不慣れな地での共同生活は、向き不向きもあるし相当な覚悟がないと国際結婚を続けていくのは厳しいですよね。
でも揺るぎない愛と覚悟があるのであれば、とっても実りある素敵な結婚生活が続くと私は信じています。
あなたには揺るぎない覚悟がありますか?